雇用率達成を第一にしたスタート 組織への障がい理解の取り組みで多様性を認められる組織へ

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株式会社 エヌ・エフ・ユー

ソーシャルビジネス推進課 課長 酒井さん

まずは雇用率達成を目指して

5年ほど前、創立20周年を迎えるにあたり「地域に役立つ会社」を目指して行こうという社長の一言をきっかけに、まずは障がい者雇用の整備をしようと考えました。障害者就業・生活支援センターに相談し、実習という形での受入れで紹介頂いた方がたまたま精神障がい者の方でした。雇用に結び付き、支援機関のサポートを受けながら定着に向けた課題に取り組んでいます。今では、特別支援学校や就労移行支援事業所とも連携し、実習を受入れています。実習は、障がいを持った方にとっても、我々にとってもたくさんの気付きと学びを与えてくれています。

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組織の受け入れ体制と定着の関係

障がいを持った社員だけでなく、受入れる部署に対してのサポートも重視しています。

障がいを持った社員を配置する部署に任せっぱなしにすることで、会社の不満につながったり、相互理解不足によるトラブルにもつながってしまいます。それを少しでも解消するために、支援機関の協力を得ながら、事前に障がい特性や障がい者雇用に対する会社の方向性も説明し、理解を得られるよう努めています。

障がいを持った社員は、就労に対する理解と自身の特性の理解をしており、彼らの真面目で一生懸命に仕事に取り組む姿勢は、周りからの信頼も厚く、受入れられています。


「障がい者だけの話じゃないね」障がい者雇用がもたらすもの

障がい者雇用の理解を促進するためのワークショップを、大学教員や支援機関の協力を得ながら2年間、全社員に向け実施してきました。

参加者アンケートからは、「これって障がいに限ったことじゃないよね」「自分達にも得手不得手はある。お互い理解することが大切」という声があがるようになりました。障がいの有無に関係なく、会社の一員としてお互い尊重出来る関係が広がっていけるよう一歩一歩前進しています。

障がい者雇用は、社内の一部担当者だけでこなせるものではありません。組織で動かないとどうにもならないと思います。しかし、障がい者雇用促進のために力を貸してくれる社会資源はたくさんあります。支援機関とその活用方法を知れば、多くの企業の方が障がいを持った方の雇用を実現できると感じています。

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従事作業内容

清掃、事務作業

採用までのプロセス

  • ハローワーク
    地域の支援機関
  • 実習又は訓練
  • 正式採用

活用した支援制度・機関

障害者就業・生活支援センター 地域の就労移行支援事業所 ハローワーク


株式会社 エヌ・エフ・ユー

従業員数420名、うち障がい者数11名

所在地 愛知県半田市宮路町533 イチノビル2F
事業内容 福祉サービス事業、人材派遣、
業務請負事業、情報サービス事業
施設管理事業など

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