これからの時代を生き抜くため、企業に求められる変化のヒントを、障がい者雇用から手に入れた

キーワード


proto01

株式会社 プロトコーポレーション

管理部部長 福本さん

障がい者雇用の中心は、精神・発達に

雇用を始めるまでは、精神障がい者は雇用管理が難しいというイメージしかなく、身体障がい者を希望していました。

ところが、ハローワークを通じてもなかなか採用できなくなり、雇用率の維持が難しくなってきました。マーケットでは精神障がい者が増え始めたこともあり、精神障がい者の採用を始めました。

最初に実施したトライアル雇用は、会社と合うかどうかを見極めるために、双方にとって重要な材料となりました。晴れて採用後、徐々に慣れてくると、充分に仕事ができることが分かってきました。


本来持っている力を引き出す
「仕事を楽しんでもらいたい」という思い

精神障がいのある社員は、面倒なルーチン業務も嫌がらず、丁寧かつ正確でとても助かります。我々が見落としたミスや抜けていた所を確実に拾い上げてくれる力には、非常に驚かされました。

健常者に出来ない事が出来る事さえあります。細かい分析業務を、そこまでやるかというくらい掘り下げていくので、これまで見えなかった角度から見ることができ新しい発見が何度もありました。

そういった能力を引き出すには、やりがいや満足感が大切です。仕事の与え方だけでなく褒め方も、病気や障がいについてよく知ることも重要です。障がいの有無によらず、うちに来たなら「仕事を楽しんでもらいたい」という思いがあります。

お互い支えあって仕事が成り立っているので、「障がい者の働く場所を…」という社会貢献の面より、彼らが役立つことの方が会社にとって大きいと言えます。

proto02

「あれやっといて」が通じない時代に、障がい者への配慮が活きる

障がい者雇用に取り組む中で、新しい人材育成・人材活用ノウハウも学べました。

ダイバーシティの考えが広まり、障がい者や外国の方も同じ社会に属し、同じ職場で働ける時代が来ていると思います。すると、これまでのコミュニケーション方法だけでは意思疎通が難しくなってきます。例えば仕事の指示も、コミュニケーションの前提条件が崩れているので、その前提を含めて伝えなければなりません。「あれやっといて」「なんとかしといてね」が、通じなくなったということです。

この問題を、障がい者を指導する際の分かりやすさ、気遣い、褒め方を、他の場面にも取り入れることで解決できます。障がい者雇用のノウハウは企業の人材育成・活用にも活きてきます。

企業は、こうした新しい意思疎通の方法が、職場やユーザーとのやりとりで必要になっていることに、対応していく必要があります。企業が、グローバルで多様性に富んだこれからの時代に必要な視点を学ぶためには、障がい者雇用による意識の変革が、重要な役割を担っています。

proto03

従事作業内容

見積もり、帳票整理、資料作成、
PC設置・サポート
紙面・サイトの制作・校正

採用までのプロセス

  • ハローワーク
  • (トライアル雇用)
  • 正式採用

活用した支援制度・機関

就労移行支援事業所 ハローワーク トライアル雇用制度


株式会社 プロトコーポレーション

従業員数739名、うち障がい者数15名

所在地 愛知県名古屋市中区葵1-23-14 プロト葵ビル
事業内容 クルマ情報「Goo」をはじめとする
自動車関連情報ならびに
カルチャー、レジャー、リサイクル等の
生活関連情報サービスの提供

proto04